米国大使館、イェルサレムで本格稼動。

https://www.newsweekjapan.jp/mutsuji/2018/05/514.php

なぜ5月14日に米国はイェルサレムで大使館を開設したかー「破局の日」の挑発

5月14日に開設とは、何とも挑発的です。イスラエル建国の日に米国大使館をイェルサレムに開設したわけですから。これで、パレスティ名の反発は決定的になるのは当然ですが、一方で、世界を考えてのアメリカ覇権、と、いうものにもかげりが出てきた証左でもあると思います。

トランプ政権は自分の支持者のことをかなり優先的に考える政権で、これって、アメリカファーストではなく、支持者ファーストでしかありません。アメリカはイスラエルにもアラブにも影響力を行使できるからこそのドル基軸体制があるわけですので、この状況では、ドル基軸の地位が脅かされる日も近いかな?とは、考えてしまいます。

一方では、朝鮮半島から米軍を引こうと考えているようなところもありますので、アメリカの世界へのプレゼンスは確実に低下してきている、と、見た方が良いと思います。中東にも、東アジアにも、ロシア・中国の影響力の増大が将来起こりそうな気配です。日本はこの空白を埋めて、アメリカ覇権のほころびを修復してやらないと、自身の利益にならない可能性もあり、軍事拡張路線の必要性はどんどん高まる一方です。

もっとも、この路線は戦争をしない限りは、財政支出の増大ということですから、株価にはプラスに働き、デフレ脱却の糸口にはなりえる、と、いうことも言えると思います。そもそも、日本の防衛費の支出はGDPに占める割合が低すぎるわけで、防衛費の支出増は、公共事業の一環と考えれば、その効果は大きいと言わざる負えません。中東ではイスラエルアメリカ覇権の補填を行い、東アジアでは、日本が同じ役割をすることになりそうな気配です。

さて、昨晩、NY市場が下落した関係で、今日の東証前場段階)も軟調に推移しました。ただし、下げは小幅で、意外に強さを見せてはいた、と、いうのが正直なところではないか?とは、思います。

対処には変化はありません。

(今日は都合で前場終了段階での投稿になります。)

<今日までのところの基本的な対処>

中期
<買い方>試し買い・現物・総資金の30%まで。ただし、1部市場の方が良さそう。半身の姿勢で。

ガンバレ!(Michiru)
https://www.youtube.com/watch?v=vai8ghJWXzo