日本製部品。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO17370580W7A600C1000000/

”実は幻想、iPhoneの「日本製部品頼み」”

少し前の記事ですが、中身は、日本製、と、いうのは幻想だ。と、いう記事ですが、これは、正しい状態です。部品の供給は、この10年の間に様変わりしているようです。

台湾>米国>日本

こんな順版になってしまいました。

ただし、この記事を良く読むとこんなことが書かれています。

「あまり知られてはいないが、台湾には精密加工技術を用いた機構部品のメーカーが多い。これらは多くの場合、材料や工作機械を手掛ける日本メーカーの大口顧客である。」

つまり、台湾の部品メーカーに素材を提供しているのは、日本であり、その工作機械も日本製。と、いうことになってます。

言い換えると、産業の最も底辺を支えているのが日本企業ですので、いわゆる付加価値の高い資源を保有しているのと同じよう状態に日本はなっているわけですから、日本は関税で保護貿易に傾斜しつつある、アメリカへの輸出もそれほど減らないし、米国企業が去った中国にも、部材や工作機械を輸出できる。と、いうことになるわけです。

最近の相場の堅調さは、こうした事情を理解し始めた投資家の動向を強く反映した結果であるのかもしれません。そうなると?米国市場の上昇だけが、日本株の堅調さを引き出しているわけではないのではないか?そんな気もしますよね。

さて、今日の東証は小動きでした。上値は重たい展開ですが、下値も硬い、そんな感じではあります。対処に変更はありませんが、相場がさらに上がるようであれば、これは、考え方を大きく変えねばならないかもしれない。と、思っています。

<今日までのところの基本的な対処>

長期
<買い方>様子見。

中期
<買い方>様子見。
<売り方>監視銘柄の選定。

短期
<買い方>随時。ただし、中期玉に変更の可能性はある。

Bedtime Story(西野カナ covered by 如月愛里)
https://www.youtube.com/watch?v=xVdU97MIiNE