長期的な円安トレンドはまだ変わっていない。
この1週間、急激な円高には違いないのですが、このNY株式の下げで為替の”長期トレンド”も一気に円高方向の可能性が出て来ると思っていたのですが、そういう気配はまだありません。もちろん、月足などの長期足が完成するのは月末なので、そこまで待つ必要はあるのですが、これだけ急激な下落が起きると、為替にも、もっと、明確な何かが出て来るとは思うのですけどね。
そういうところが、今回の周辺相場の特異なところではあったりもします。つまり、米国における実質金利は未だに高いままで、このNY株の下落があっても、変わっていない、と、いうことなのではないか?そんな気はするわけです。
この理由は、
1.米国景気が冷え込む可能性が低い、と、市場が感じているから。
つまり、その高い実質金利でも企業業績は、落ち込まない、と、市場が思っているから。
2.米国の実質金利は、下げない傾向がまだ続いているから。
つまり、再びデフレの可能性を市場が考えているから。
3.その他。
2の感じもするのですが、1もなくはない。1なら、今後は大バブル。2なら、NY株式市場は、今後も下がる。と、いうことになります。たしかに、NY株式市場は、長期陰転の可能性が出始めている感じもします。もちろん、長期トレンドの方向性は月末を見てからでないと良くわからないかもしれませんね。
さて、今日の東証ですが、戻りましたね。果たしてこれで下げが止まったのかどうか?NY市場が昨日も比較的大きな下げになってましたので、まだ、良くはわからない段階ですね。
対処に変更はありません。
<今日までのところの基本的な対処>
長期
<買い方>様子見。
中期
<買い方>総資金の10%まで。一度、総撤退、出直しもあり。
恋するフォーチュンクッキー(AKB48)
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